左から:Mrs. Deepikka Jindal(Chairperson, Jindal Stainless Foundation& MD JSL LifeStyle)、藤永裕二

ANEW Holdings株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:藤永裕二 / 伊藤航)は、インド大手ステンレスメーカー、ジンダル・ステンレス・リミテッド社(本社:インド・ニューデリー、会長兼取締役社長:Ratan Jindal、以下「JSL」)と「アグリテック・スタートアップ企業支援における日印相互連携に関する基本合意書」を2017年11月に締結する予定です。

JSLはグルガオン(インド・ハリヤナ州)にある同社オフィスにおいて、農業技術(アグリテック)関連のスタートアップ企業に対するコワーキング・スペースを提供し、日本企業とのネットワーク形成や連携構築を支援すると共に、日本・米国・インドから業界経験者をメンターとして招致して集中的な育成プログラムを実施します。

本事業では、米国のスタートアップ企業向け投資活動を行うベンチャーファンドやエンジェル投資家グループ、日印大手企業がそれぞれの戦略に沿って協同することにより、上記オフィスにて選出されたスタートアップ企業に対し3カ月間のアクセラレータープログラムが実施されます。また、JSLが提供するオリッサ州の施設で農家に対しスタートアップ企業が自社の製品・サービスの実証試験やマーケティングを行うことで、優れたビジネスモデルを構築する予定です。各社が協同一致することにより、インドにおける農業技術革新や農家の収入向上といった社会的インパクトをもたらす共に、革新的なビジネスモデルを持つアグリテック・スタートアップ企業の世界展開を支援します。

1. JSL社との日印相互連携の概要

  • 農家とスタートアップ企業のマッチングを行い、アグリテック業界による社会的インパクトをもたらす
  • 現在貧困にある農家の収入向上に取り組み、持続可能な農業システムを構築する
  • 社会起業家を育成することにより、農業分野で持続可能なビジネスモデルを構築する
  • インドにおいて、CSV(Creating Shared Value)の概念の啓蒙及び普及を行う

2. Jindal Stainless Limited Pvt., Ltd.(JSL)について (www.jslstainless.com)
1970年に設立したステンレス製造大手企業であり、世界のトップ10に数えられるインドの財閥のうちの一社。インド国立証券取引所及びムンバイ証券取引所上場企業。オリッサ州においてステンレス製造工場を所有し、同工場周辺の農村開発支援をCSR(Corporate Social Responsibility)活動として実施している。

3. ANEW Holdings株式会社について
日本・アメリカ・インドでのビジネス機会のソーシング、事業化、アレンジを行い、国内外の企業に対して新規事業開発、事業戦略促進を事業面と資金面でサポートするインキュベーター企業。

 

【本件に関するお問い合わせ】
ANEW Holdings株式会社 広報:info@anewhd.com